わが国における住宅の平均寿命は、わずか30年程度です。しかし本来の日本家屋は、百年以上の使用に耐え得るほど長寿命でした。短い周期で建て替えられてしまう住宅の現状・・・。しかし、近年になってようやく見直しの機運が高まり、世代を超えて住み継がれていく大切な資産として考える潮流が、少しずつ拡がっています。 2009年に施行された長期優良住宅制度(*)をはじめ、法制度の整備も追い風となっています。
(*)・・・世代を超えて住み継いでいける住宅を、質の高い住宅として国が認定し、減税や補助金で優遇する制度。
こうした時代背景を踏まえ、私たちタツミ建設は、MISAWA・international(ミサワインターナショナル)株式会社が推進する “200年住宅”という構想に共感し、同社のブランド「HABITA」との提携契約を結びました。「HABITA」とは、日本の「古民家」に込められたさまざまな技・知恵を活かし、それらを先進技術によって再現・再構築し、200年住宅の実現を目指す、木造住宅の新ブランドです。