これまで当社に寄せられたご質問のなかから、特に多い内容とその回答を、掲載いたします。 |
大手のゼネコンやハウスメーカーとの違いはどこにありますか。 ローコスト住宅専門メーカーとの違いについても教えてください。
地元の企業や生活者から気軽にご相談いただける、フレンドリーな社風。
東京・多摩という地域の特性や気候・風土に詳しく、土地探しのご協力からお引き渡し後の
メンテナンスまでしっかりとサポートしている点。
大手建設会社のマスプロ化された家づくりとは一線を画す、きめ細やかな設計力。
現場でなにかと小回りの効く職人・協力会社を抱えていること――。
こうした点が、大手の建設会社にはない当社ならではの特徴だと自認しています。
坪単価の安いローコスト住宅専門メーカーとの違いについても、触れておきます。 低価格をセールスポイントにしたメーカーは、法律の最低基準を満たす品質を確保したうえで、 建設資材の直接買い付けや設備機器の一括大量発注など、コストを下げるためのいろいろな工夫を行っています。 ですから、「ローコストだからダメな建物」というわけではありません。 ただし、当社はこうした方向性とは一線を画しており、長期にわたって快適な住み心地を維持できる、 真に価値ある建築物を提案し、丁寧に施工しています。価格については、お客様のご希望条件とご予算に応じた最良の金額を、 詳細な見積りによって金額提示させていただいております。同じ仕様ならば、大手企業よりも工事費が高くなることはほとんどありません。
信頼できる会社に、家づくりを相談したいと考えています。ただし、各社の経営内容などは、外からはなかなかわかりません。 そこでお聞きしたいのですが、安心して取引のできる地場の建設会社を選ぶモノサシとして、どんなものがありますか。
かつて、数多い建設会社や工務店の中から信頼できる業者を選ぶのは、一般の方々にとって難しいことでした。 現在は、「住宅あんしん保証」という登録制度が整備され、住宅の新築工事を依頼する際の、業者選びの指針のひとつとして活用できるようになっています。
この制度では――
■工事を依頼した建設会社・工務店が、建築工事中に倒産してしまったり、工事の継続が不可能になった場合、
工事代金が保証される「住宅完成保証」
■引き渡し後、10年以内に、住宅の基礎部分が破損・傾斜・欠損する、あるいは屋根から雨漏りが発生する・・・
といった出来事が起こった場合、仮に施工した会社が廃業などで事業を行っていなくても、
他業者が引き継ぐことでサポートされる「優良住宅瑕疵保証制度」
■天災や近隣工事などの影響がないのに、住宅の地盤が沈下した場合に、最高5000万円まで保証される「地盤保証」
――という、3つの保証が適用されます。
経営状態をはじめ、厳しい審査基準に合格した優良な施工会社だけが、この「住宅あんしん保証」制度に登録でき、登録店となってからも、 毎年経営状態のチェックを受けなければなりません。当社はもちろん、この制度の登録企業です。
商業店舗やデザイナーズマンション、オフィスビルなど、ある程度の規模になる建物を依頼したいのですが、 御社では施工だけでなく、設計もされているのでしょうか?
当社には、一級建築士および一級建築施工監理技士の資格をもつ社員が在籍しており、設計業務も行っております。 お客様のご計画内容によっては、当社と協力関係にある、デザイン力に優れた設計事務所と連携して、業務を行うケースもございます。
いずれの場合も、スタッフが施工方法を考慮した設計を行うことで、デザイン性と施工性、そしてコストパフォーマンスのバランスに 優れた建物を提供しています。
エコや省エネにつながるリフォームを計画していますが、相談に乗っていただけますか?
当社は地域密着型の総合建設企業として、大手ハウスメーカーとは一線を画す独自のアプローチで、建物のエコ・省エネのテーマに取り組んでいます。
もともと当社では、以前から建設材料や残土の再利用、工事期間中の環境負荷低減策などを、全社的に推進してきた企業です。 電力不足の問題が大きくクローズアップされてきた近年は、新築および既設の住宅・ビルにおいて、太陽光発電システム・蓄電池設備などの 工事を円滑に遂行できる体制を構築。断熱・気密性を向上させ、住まいの省エネ性能を高めるリフォームにも注力しています。 加えて、環境分野で世界を牽引する欧州各国の動向など、海外の情報をいち早く採り入れ、より省エネ効果の高い設備工事・工法の開発に取り組んでいます。
また、国の公的支援制度など、最新の法令を踏まえたお客様へのご提案を心掛けています。助成金申請など、タツミ建設が全面サポートします。
工事完了後のアフターサービスがちゃんとしているのかが不安です。
お客様との本当の意味での永いお付き合いは、「建物の完成後」から始まると、ツミ建設は考えています。つまり、アフターサービスに万全を期しています。お引渡し後も必要に応じてお客様宅を訪問し、熟達したスタッフが建物の状態についてヒアリングしています。問題のある箇所についてのすばやい補修対応はもちろん、長期間にわたり快適で安全な住み心地を維持できるよう、メンテナンスのアドバイスも行っています。
東日本大震災を境に、自身も含めて、住宅や建物への意識が大きく変わってきたように思う。あのような大規模自然災害を経て、 とくに特定の地域で活動する建設会社は今、どのような考え方で事業を行っているのでしょうか。
大規模自然災害が発生した際に、建物の点検・修理のために真っ先に駆けつけることができるのは、地場の建設会社や工務店です。 東日本大震災においては、東北各地の建設会社が迅速な対応をされたことで、このことが証明されました。
多摩・国分寺地域においては、当社の応急対応・復旧支援活動が、地元の皆様や数多くのお客様から高い評価をいただきました。
少し逆説的な言い方になりますが、自分の住んでいる町から、もし建設会社や工務店が無くなってしまうと、住民は不安になり、
かつ寂しいと感じるはずです。私たちは、災害のような非常時に、地元企業として地域社会の安全確保と復旧をお手伝いできることに
大きな誇りを持ちながら、業務を行っています。